
こんな方向けの記事になっています。
記事の信頼性
この記事を書いている僕はラジオを20本ほど取っており、現在もRadiotalkで配信を続けています。最近は力を入れて更新している真っ最中!
記事の内容
・Radiotalkのアナリティクス機能の使い方、見方を解説【画像多め】
・現役Radiotalk配信者である僕のアナリティクスを大公開
・実例を基に、具体的な分析
・ウケのいい話のコツを紹介
RadiotalkはブログやYouTubeの【サブ発信】として活用している方も多いと思います。
しかし、いざラジオ配信をしていると『ウケのいい放送』が気になりますよね。
この機能を使い倒して『ウケのいい放送』を毎回できるように軌道修正をしていきましょう!
この記事は5分ほどで読めるので、サクッとどうぞ。
目次
Radiotalkアナリティクス機能の使い方【画像多め】
それでは具体的にRadiotalkのアナリティクス機能の使い方を紹介していきます。
※アナリティクス機能の確認はアプリ版の『Radiotalk』のみ使うことができます。URLからできません。
step
1Radiotalkを開いて『マイページ』の設定アイコン(ギアマーク)をタップ
step
2『アプリをもっと楽しもう』の欄の『アナリティクスを表示』をタップ
step
3アナリティクスページが表示される
Radiotalkのアナリティクスの見方
アナリティクス機能は主に3つに別れています。
▼アナリティクス機能のメイン3つ
・番組全体のアナリティクス(赤色)
・『新着順』と『再生順』のカテゴリータブを変更(青色)
・各エピソード毎のアナリティクス(緑色)
⓵:番組全体のアナリティクス(赤色)
・累計再生数
累計再生数はこれまでの全ての配信を合計した再生数が出ます。
・累計配信数
チャンネルの合計配信数が出ます。エピソード数。
・累計リアクション数
チャンネルの合計リアクションすうが表示されます。
・累計クリップ数
自分のチャンネルがクリップされている数を表示。チャンネル登録のようなもの
はてな
リアクションとは…
いいね・ウケるね・ネギらい(応援の意味)がある
ちなみに、これら4つの横に累計再生数の右に『前日比+10』などのように前日との差も出る日もあります。
例:今日は配信を1回した▶︎『累計配信数』に前日比+1と出る

⓶:『新着順』と『再生順』のカテゴリータブを変更(青色)
・『新着順』(デフォルト)
自分の配信したエピソード毎の『新着順』に並べ変えることができます。
・『再生順』
自分の放送した中で再生数が多い順で並べ替えられます。
再生順で、キャッチーなタイトルかを判断!
再生順にすれば、『キャッチーなタイトル』をつけているかどうかのヒントになります。
『再生順=クリック、タップした回数』なので、PV数に近いですね。
再生数が多いエピソードのタイトルを参考に、他のエピソードでも活用できるといいでしょう。
とりあえず、話た内容がどんなものであっても、興味を引くようなタイトルにしましょう。

⓷:各エピソード毎のアナリティクス(緑色)
少し下にスライドすると、各エピソード毎のデータを見ることができます。
・累計再生数
そのエピソードがこれまでどれだけ表示されたかの合計
・累計再生時間
そのエピソードがどれだけの時間聞かれたかの合計(『h』=時間、『m』=分、『s』=秒)
・平均再生率
そのエピソードが全体の時間のうち、どれだけの時間聞かれたかの割合。そして、その平均。

特にポイントは『平均再生率』

結論から言ってしまうと、『平均再生率』です。
というのも、『平均再生率=ウケのいい話』だからです。
アナリティクスを見る理由として…
『ウケがよかったものはどれなのか』というポイントを知りたい方も多いかなと思います。
ラジオにおいて『トーク力』は一番大切ですよね。
僕もそうですが、人前で発信した経験や説明する経験が豊富な方以外は、『トーク力』は自分ではわかりにくい部分ですよね。
その『トーク力』はアナリティクス機能の『平均再生率』で判断できるのです。
平均再生率が高い=聞き続けたいと思われた
Radiotalkアナリティクスの分析
とても恥ずかしいのですが、ここからは『AMバッチャンネル』の実例を大公開して、僕なりのRadiotalkアナリティクスの分析とコツをお伝えします。
エピソード3つをザックリ解説しつつ、構造を掴み、分析しようと思います。
平均再生率が低い方から順番に解説
『お返しは感謝するだけじゃない』▶︎『情報で味を引き立てる』▶︎特待生になった道筋【PART1】
実例⓵:お返しは感謝するだけじゃない
タイトル:お返しは感謝するだけじゃない
時間:9分30秒
平均再生率:22.4%▼ザックリ解説
お土産を渡した▶︎インスタグラムで感謝+αの投稿をしてくれた▶︎相手と自分しか知らない『+α』を載せる『つながっている感』が喜ぶのではないか
最後の方が駆け足になってしまい、わかりづらいまま終わってしまった感が否めなかった。
金平糖の由来がコンフェイトだった話やインスタという画像ありきで投稿するものを口頭で伝えようとしたが、うまくいかなかった。
詰まるところ、話がブレブレだったなと思います。笑
このエピソードのポイント
・ありきたりな日常
・抽象的なアウトプット
・話がブレた
ありきたりなエピソード(陸上部の飲み会)▶︎普遍的な、抽象的な理論につなげようとした。
しかし、あまり整理できていない状態で話し始めてしまったため、話がブレてしまった。
実例⓶:情報で味を引き立てる
タイトル:情報で味を引き立てる
時間:10分59秒
平均再生率:54%▼ザックリ解説
家族で関西観光▶︎友達に美味しい飲食店を教えてもらう▶︎家族内でネタが増えた▶︎自分の信頼する人づてだとおいしい&自分とその友達との話のネタに
タイトルが抽象的になりすぎて、聴かれないかな。と思ったんですが、割と聴かれましたね。
『お返しは感謝するだけじゃない』より、納得させるような話し方ができたように思いました。
このエピソードのポイント
・ありきたりな日常
・あるある&いじられ話で、親近感
・抽象的なアウトプット
ありきたりなエピソード(家族で関西観光)▶︎笑いも踏まえつつ、普遍的な、抽象的な話になっている。
みんなが知る『食べログ』『インスタグラム』などのサービスと引き合いに出して親近感を沸かせている。
「あるある」から、その理由を探り「たしかに〜」と納得させる構造。
実例⓷:特待生になった道筋【PART1】
タイトル:特待生になった道筋【PART1】
時間:11分14秒
平均再生率:99.9%▼ザックリ解説
特待生になった経緯(浪人や受験)について実体験を時系列でただ話しただけ
正直、驚きです。笑
この時はたまたま台本を作るヒマがなくて、全てアドリブで話した内容だったので、伸びないと思っていたが、驚異の再生率を叩き出した。。。
このエピソードのポイント
・失敗談から成功の話
・具体性
・率直な感情も含んだ
現役生で全部落ちた▶︎浪人した▶︎偏差値上がった▶センター、第一希望の大学の受験でも失敗▶︎復習▶︎何とか近畿大学の特待生になった
という、いかにもマイナスから大成功したというテンプレのような話だった。
具体的な僕の偏差値、通っていた塾、勉強方法、参考書、受験した大学も出した。
上手く行かなかった不安な気持ちや、どう頑張ったのかなどの『感情』も多く語っていた。

分析からわかるRadiotalk配信のコツ
僕なりに分析からわかるコツの結論としては、ここら辺です。
▼Radiotalk配信のコツ
・話の整理
・意外性
・親近感
ラジオのコツ⓵:話の整理
めんどくさいですが、話の整理はした方がいいということが分析からわかりました。
どうしても、いざ自分で話すと情報を入れ込み過ぎてしまって脱線してしまいますよね…。笑
その改善策として、どんなメモアプリを使っても良いのですが、僕は『note』というサービスでメモを書いています。
『note』はデザインが洗練されているため書き心地が気持ちいいですし、ユーザーへの応援機能がたくさんあって、モチベーション維持にピッタリなので使っています。
ラジオを聴いてくれた方も「文章で読みたい!」という要望もありました。
『台本用のメモ』と『リスナーの要望』のどちらも叶えているので、一石二鳥ですね。
ラジオのコツ⓶:意外性
僕らは有名人ばかりではないので、ユーザーが興味を引くような『タイトル』で選んでもらうことが大切になります。
『特待生になった道筋【PART1】』が人気な理由は、ユーザーが経験できない体験を話すことができたからだと考えられますよね。
とは言え、誰も体験したこと無い内容ではなくても、大丈夫です。
例えば、『OLの裏話』や『キャバ嬢の日常』『シェアルーム日記』とかって、その仕事や境遇にいる人にとっては、特段凄いエピソードではないですよね。
個人事業主、個人経営している方の話とかは人気が出るのではないでしょうか。チャンスです。
このように、『できるだけ興味を引くタイトル』と『簡単には体験できない内容』のエピソードはウケがいいでしょう。
さらに応用編は『ストーリー性をつける』とさらに興味を引くでしょう。
ラジオは寝る前に聴きたいユーザーが多いです。
なので、意外性のある話を絵本に近い感覚でストーリーを読み聞かせると心地いいですね。
ベストイメージは『饒舌で変わってる友達の日常』なのかなと考えています。
ラジオのコツ⓷:親近感

少し矛盾しているように思うかもしれませんが、話の中で『親近感』を出す努力はした方がいいですね。
『お返しは感謝するだけじゃない(平均再生率:22.4%)』と『情報で味を引き立てる(平均再生率:54%)』の違いを見ればわかるかと思います。
誰でも使っているサービス(Instagramや食べログなど)を取り上げたり、『あるある話』が再生率に大きく影響していると考えられます。
なので、『男女関係の話』や『恋愛の話』をしているチャンネルはとても人気ですね。
こういったプライベートな話をしてもいいという方はオススメです。
まとめ:アナリティクス機能で改善!
今回の記事の内容をまとめるとこんな感じです。
ポイント
・Radiotalkアナリティクス機能の使い方、見方
・平均再生率が大切
・評価の違う3つの実例
・台本用のメモを作る
・興味を引くタイトル
・自分だけのストーリー性のある話
・あるある話や恋愛話は人気
分析やコツを僕なりに考えてみました。
この記事を参考にして、Radiotalkのアナリティクス機能を活用して、たくさんの方に聴いていただけるようになりましょう!
僕も『雑談力』の本とか読んでみます!笑
最後まで読んでいただきありがとうございました。バッチャン でした。