そんな疑問に応えていきます。
本記事の内容
- Qiitaと個人ブログの違い(カテゴリー別解説)
- Qiitaがオススメな方
- 個人ブログがオススメな方
記事の信頼性
この記事を書く僕はWeb系エンジニアとして働きつつ、ブログは2年ほど継続しています。エンジニア歴も1年ほどで2021年4月から無事に新卒Web系エンジニアとして就職します。
✅新卒エンジニアが1週間働いた触感
・ミーティングや〇〇会が多い
・HTTPステータスコードの理解が必要
・複雑なコードを“辿れる”ことが大切
・とにかく、疲れるブログを書きたいのですが、疲れて寝てしまう。
最初のissueをクリアするまで、優しくお待ちを!😅#駆け出しエンジニアと繋がりたい
— つばさ@プログラミング⇄ブログ (@basabasa8770) April 9, 2021
結論から言ってしまうと、とりあえずQiitaから始めてみることをオススメします。
理由は個人ブログよりもお手軽だから。
1年間ほど情報発信を経験した僕なりの意見を詳しくお話しします。
目次
Qiitaとブログの違い・比較表
ザックリ表にしてQiitaと個人ブログを比較してみました。参考にどうぞ。
Qiita | ブログ | |
手軽さ | ○ | ▲ |
価格 | 無料 | 無料〜月1000円ほど |
収益発生 | × | ○ |
キャリアアップ | ○(エンジニア) | ○(多方面) |
想定読者 | 初心者〜上級者 | 初級者がほとんど |
ここからそれぞれの項目について詳しく解説していきます。
違い⓵:手軽さ
Qiita | ブログ | |
手軽さ | ○ | ▲ |
手軽さはQiitaの方が軍配が上がります。
ただし、技術の”メモ”という点を重視して、サクッと記録したいのであれば、「メモアプリでいいのでは?」と思います。
ぶっちゃけ、どちらも手軽さは大差ないのですが、個人ブログはドメインを取得したり、レンタルサーバを借りたりと導入時がネックくらいですね。
違い⓶:価格
Qiita | ブログ | |
価格 | 無料 | 無料〜月1500円ほど |
Qiitaは完全無料なので、何も気にせず始めることができます。
一方、個人で運営する当ブログのようなWordPressであれば、レンタルサーバーやドメイン費用がかかってしまいます。
月1000円ほどのレンタルサーバーがほとんどなので、収益が上がれば元を取れますが、ある程度記事数が溜まるまではしんどいですね。
ちなみに、僕のレンタルサーバー(ConoHaWING)は月800円ほどで、十分検索上位を取れています。
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【画像解説】WordPressを他社サーバーからConoHaWINGに移行
僕の場合は「さくらインターネット」から引越しでしたが、他社サーバーからの移行でもできるように解説しようと思います。
画像多用で、端的に解説しているので、挫折しないと思います。続きを見る
違い⓷:収入
Qiita | ブログ | |
収入 | × | ○ |
収益発生の観点なら、ブログ一択ですね。
主な収益源はGoogle広告やアフィリエイト、バックエンド商品として有料noteなどになります。
ブログも即金性はありませんが、暇な時に悩み解決するような記事をコツコツアップすれば収益は上がっていきます。
ブログ継続の難易度については『【経験談】ブログ50記事でも稼げた話【収益・アクセス・コツも大公開】』で書いています。
違い⓸:キャリアアップ活用
Qiita | ブログ | |
キャリアアップ | ○(エンジニア) | ○(多方面) |
4つ目の『キャリア活用』ですが、ここが1番違うポイントだと思います。
自分のキャリアプランに合わせて変えるべきです。具体的には下記の通り。
- 高スキル・高給エンジニアを目指す→Qiita
- 様々なキャリアを味わいたい→個人ブログ
エンジニア一本で行くんだ!という方はQiitaの方がいいでしょう。
Qiitaは直接的に収入やキャリアにつながるわけではありませんが、転職などの際に成長意欲を見せる大きな証拠になります。
一方で、僕のようにプログラミングだけでなく、WebマーケティングやWebライター、起業も視野に入れたい方はブログをオススメします。
というのも、ブログは全ての活動に母艦になるから。
例えば、僕の場合もブログ経由でWebライター案件のお誘いやアプリ制作の依頼が来たりもしました。
詳しくは『【経験談】Glide(ノーコード)でアプリ制作を受注した話』に書いています。
違い⓹:想定読者
Qiita | ブログ | |
想定読者 | 初心者〜上級者 | 初級者がほとんど |
5つ目にQiitaと個人ブログでは想定読者が大きく違います。
Qiitaは幅広いレベルのエンジニアがブックマークしているので、相手の目線に合わせてアウトプットする必要がありません。
そのため、書き手の心理的負担も少ないのが特徴。
一方、ブログではPV数やクリック率が高いのは「プログラミング学習方法」や「おすすめ言語」のような初心者向けの記事になります。
個人ブログは本来好きに書いたら良いわけですが、目の前にPV数や収益が絡んでくるとそっちに目がいってしまいますよね…。
僕のような駆け出しエンジニアのような方には個人ブログでも書きやすく、PV数も伸びる可能性が高いので、チャンスです。
Qiitaはこんな人にオススメ
Qiitaは下記のような方にオススメ。
Qiitaがおすすめな人
・高いレベルのエンジニアになりたい・転職志望の方
・細かいことを気にせず、とりあえず情報発信したい
情報発信で迷うなら、無難はQiitaでしょう。
特に駆け出しエンジニアや転職し始めの頃は、キャッチアップしたものを整理するだけで精一杯だと思うので、Qiitaが良いかもしれません。
ブログはこんな人にオススメ
一方で、個人ブログは下記のような方にオススメ。
ブログがおすすめな人
・プログラミング以外にも興味がある方
・仕事以外で収益を出したい方
ある程度、時間に余裕のある方はブログの方が収益を見込めたり、活動の母艦となったりするのでオススメです。
エンジニアの中にいると出会うことのできない起業家やWebマーケターや広報の方との出会いも楽しめる方にはピッタリ!
補足:Zennもアリかも
ところで、『Zenn』というサービスはご存知でしょうか?
ザックリ言うと『Zenn』は『Qiita+note』のようなもの。
Qiitaのように技術メモやコラムを載せることもできますし、『本』という知見をまとめて販売をすることができるのです。
何よりもデザイン性が素晴らしく、Gitに連携して自動デプロイされたり、CLIがあったり…と機能に関してもエンジニアが欲しがったサービスでしょう。
Qiitaとの違いをもっと知りたい。という方はこちらの記事が参考になるかと思います。
まとめ:とりあえず、Qiitaで情報発信に慣れる
もう一度表を貼っておきます。
Qiita | ブログ | |
手軽さ | ○ | ▲ |
価格 | 無料 | 無料〜月1000円ほど |
収益発生 | × | ○ |
キャリアアップ | ○(エンジニア) | ○(多方面) |
想定読者 | 初心者〜上級者 | 初級者がほとんど |
全く情報発信したことない方はQiitaに投稿し、慣れてきたら個人ブログも視野に入れると良いかもしれません。
「人は教えることでもっともよく学ぶ。」なんて言いますが、本気で教えようと思うと自分も圧倒的に理解しないと書けませんよね。
ある程度、情報発信に慣れてきたら想定読者を見定めて、教えるような感覚で書いてみると理解が深まるかもしれませんよ。
それでは、良いエンジニアライフを!(`・ω・´)ゞ
今回はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございました!つばさ(@basabasa8770)でした!