【準備〜応用】私が選ぶ就活生におすすめ本8冊【マインドで決まる】

【準備〜応用】私が選ぶ就活生におすすめ本8冊【マインドで決まる】

就活生におすすめの本を8冊厳選。メンタル準備から自己分析、実践テクニックまで、就活の各段階で役立つ本を紹介します。第一希望の内定を獲得した経験から選んだ必読書です。

就職活動が不安。就活生におすすめの本を紹介してほしい。難しい本はイヤ。

こんな方に向けての記事になります。

簡単な流れ

  1. 就活を始める前に読んでほしい2冊【メンタルの準備編】
  2. 仕事を考える2冊【さまざまな角度から仕事を知る編】
  3. 自己分析を考える2冊【自己分析の基礎〜応用編】
  4. 就活当日に持っておきたい2冊【実践はこれだけ】

記事の信頼性

この記事を書く僕は21卒の文系大学生で、第一希望にしていた東京の会社でWeb系エンジニアとして就活しました。

技術力はそれほどありませんでしたが、面接で「おもしろいね。」と言われポテンシャル採用しました。

本記事では、僕の経験を就職活動を始めようという方向けに、おすすめの本を中心に有益な情報だけをご紹介しようと思います。

技術力がなかった私ですが、ESや面接で巻き返した方法は紹介する本を参考にアレンジしたものばかりです。あなたも紹介する本を読んで行動すれば、就職活動の不安も消えていきます。

紹介する本は全て読む必要はないですし、今の自分に合う!と思うものを手にとってみるといいです。

「就活本なんて必要ない。」

こんな声をよく耳にしますが、ぶっちゃけ、それは一部の自信がある人たちの意見だったりします。

僕らのような平凡な大学生は心も経験もまだまだ子どもなので、本で固めていく必要があります。

なので、この記事では、準備(マインド)から応用まで鍛えていけるようにできてます。

注意ポイント この記事には、『SPI問題集』や『四季報』のような書籍は紹介していません。僕がこれは役に立った!というものだけ厳選しています。

✅ 就活を始める前に読んでほしい2冊

就活を始める前の大学生1・2年生の間にできれば読んでおいてほしい本を2冊紹介します。

この2冊は就活以外でも勉強になるので、時間のある時に読むことをおすすめします!

その⓵:『嫌われる勇気』

著者:岸見 一郎、古賀 史健
単行本:296ページ
出版社:ダイヤモンド社
発売日:2013/12/13

『嫌われる勇気』はビジネス書の中でも200万部を突破したベストセラーなので、聞いた事がある方も多いかもしれません。

難しいことは書かれておらず、むしろ、対話形式なので、読書初心者でもサラッと読めるくらいわかりやすいです。

就職活動をしていると、「自分が必要ない人間」だと錯覚してしまう人たちがたくさん出てきてしまいます。

なので、ぜひ就活を始める前に、『他人はどうすることもできない』という心構えはとても役に立ちます。

メンタルを整えてリセットするという意味で読んでいただきたいです。就活中に落ち込んだら、また『嫌われる勇気』に戻ってくるのもアリですね。

『嫌われる勇気』は僕の生き方のバイブルです。涙

その⓶:『何者』

著者:朝井 リョウ
単行本:346ページ
出版社:新潮社
発売日:2015/6/26

今回の記事の中で唯一の小説になります。映画にもなっているので、映像派の方はDVDやAmazonプライムもどうぞ。

『何者』は就職活動をテーマに、就活生の本音やウソなどの内面を扱うストーリーになっています。350ページほどで情景描写よりも会話が多いので、サクサク読めます。

主要人物が6人ですが、どの人間も"よくいる就活生"で共感できますし、名言も多い!

就活前のあなたでも、この6人の誰かに当てはまってしまうのではないでしょうか。

就職活動はどういうものなのかがリアルに想像できるので、早めに見て「就活ってこういうものなのか。」と知ることができます。

後味は考えさせるものなので、しっかりと自分の頭で考える時間がある方はおすすめです。逆に、就活中に見ると不安になると思うので、やめておいた方が良いかと…。

ちなみに僕は内面が主人公の拓人(佐藤健)に似てる気がしました。笑

✅ 【就活】仕事を考える2冊

就活を続けていくと、自分が何をしたいのか。何のために仕事をするのか。と本質的なところで悩んでしまいます。

そんなことのないように、仕事を楽しんでいる先輩方に話や物語を読むと軸がブレずに就活ができるので、ぜひ紹介する2冊を読んで、自分の本質を考えてみてください。

その⓷:『自分の仕事をつくる』

著者:西村 佳哲
単行本:331ページ
出版社:筑摩書房
発売日: 2009/2/1

『自分の仕事をつくる』は著者であり、働き方研究家の西村さんが「いい仕事」をしている方にインタビューした内容を文字にした一冊です。

様々な業界で活躍している人を取材しているので、「いい仕事って何だろう。」と思う方にオススメです。

そして、インタビューと著者の意見が交互になっているので、読みやすい内容でした。

詳しい感想などは『【本】『自分の仕事をつくる』の書評・感想【働き方バイブル】』に書いているので、参考に。

読んでいて、自分が知っている仕事って少ないんだなぁ。って何度も思いました。

その⓸:『苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」』

著者:森岡 毅
単行本:308ページ
出版社:ダイヤモンド社
発売日:2019/4/11

著者の森岡さんは大阪のUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)の経営を復活させた戦略家として有名です。

年々、「就活は自己分析が大切だ!」と言われるようになりました。

そもそもどうして自己分析が大切なのかがわからない悩みを持つ方におすすめです。

『苦しかったときの話をしようか』では、仕事選びの本質は何か。を作者の感動話を交えながら進んでいきます。

『嫌われる勇気』とは違い、就活に向き合う学生には、最初から最後まで優しく感じる一冊で、前向きになりたい方にはピッタリ。

就活を終えて、自分が上司や親になった時も教育書としても使えるので、残しておくと良いかもしれません。

✅ 【就活】自己分析を考える2冊

就活において、自己分析は「世界地図」だと表現されます。

地図を持たずに進んでしまうと、自分がどこに向かっているのか迷ってしまいます。

必ず自己分析をして、自分の地図で目的と筋道を忘れずに、逆算していきましょう。

その⓹:『サプライズ内定 なぜ彼らは大手企業に内定できたのか!』

著者:才木 弓加
単行本:189ページ
出版社:角川マガジンズ(角川グループパブリッシング)
発売日:2012/11/10

著者の就職塾「才木塾」からは、毎年多くの大手企業内定者が出ています。

しかし、塾生に有名な上位校に通う学生はいない。「サークルとバイトしかしてこなかった」という学生ばかり。

『サプライズ内定』は才木塾での「自己分析」に特化した講義内容を本に盛り込んでいます。

"自己分析の説明書"とも言えるもので、具体的な手順、方法、ポイントが詰まった一冊になっています。

他の就活生より秀でたことなんてないと思うかもしれませんが、この本を読めば、強みや弱み、自己PRなどの掘り起こし方を見つける事ができます。

>>【新書本】『サプライズ内定』の感想【自己分析でガクチカも書ける!】

薄いのに、自己分析の方法も手順もしっかり書いてあった。

その⓺:『メモの魔力 The Magic of Memos 』

著者:前田 裕二
単行本:254ページ
出版社:幻冬舎
発売日:2018/12/24

アイドルやアーティストなどのライブ配信ができる人気アプリ『SHOWROOM』を作り上げたSHOWROOM株式会社社長の前田裕二さんの本です。処女作『人生の勝算』も有名な書籍です。

コツコツとメモを通じて自分の頭で考えることができるようになったことを綴っています。そして、たくさんのメモのやり方を試行錯誤し、行き着いたメモの方法を紹介しています。

一言に要約すると、**『事実→一般化→自分に置き換えて転用』。**この3つを意識してメモしろ!と書かれています。

これだけでも有用な本なのですが、【巻末付録】自分を知るための【自己分析1000問】が就活生にはピッタリ!

『サプライズ内定』でも十分自己分析の基礎は作れますが、自己分析がまだ足りない・不安という方は多様な角度から1000問載っているので、1つ1つに向き合うだけで見えてくるのではないでしょうか。

「1000問なんて、ムリじゃね。」

って方は**『勉強・仕事についての100問』だけでも頑張って答えてみると、就活では良いかなと。**

書くことで見えてくることが多いですね!

✅ 就活当日に持っておきたい2冊!

ここまでの6冊は仕事の本質や、自分と向き合うような本を紹介してきました。

自己分析を通して、少しずつ自分の地図を作り上げることができてきたのではないでしょうか。

ゴールはすぐそこ。テクニックを身につけて行動していくだけ!張り切っていきましょう!

その⓻:『広告のやりかたで就活をやってみた。 』

著者:小島雄一郎
単行本:165ページ
出版社:宣伝会議
発売日:2017/12/11

読書が好きではなくとも、読みやすいデザインや見たことある広告の例も出しているので、読みやすい印象を受けました。僕は2時間ほどで読み終えてしまうほどでした!

「私」という商品。 「友達」という競合。 「志望企業」というターゲット。 「学歴」というスペック。 「採用」という買いもの。 「自己分析」というマーケティング。

-Amazon内部紹介より

この内部紹介だけでも、納得できるのではないでしょうか。

就職活動というと、何をしたら…と不安になるかもしれませんが、『私という商品を売る広告活動』と思うと、柔らかく考えることができます。

就職活動全体の流れを、『広告』として捉えているため、より身近に感じる一冊になっていますね。

一般就活でももちろん。特に広告の目線で書かれているので、メディア系志望の学生にはおすすめ。

「伝える」のではなく、「伝わる」が大切なのか!

その⑧:『面接官の心を操れ! 無敵の就職心理戦略 』

著者:メンタリスト DaiGo
単行本:192ページ
出版社:KADOKAWA
発売日:2017/3/23

皆さんもご存知、メンタリストDaiGoの就活本です。

DaiGoさんのように科学的に根拠のある心理学を使えば可能性はグッと上がることは間違いなし!

「就活本はたくさん出版されてるけど、どれもバラバラで何を信じていいか…。」

という方に、おすすめしたい一冊です。

『ピークエンドセオリー』『ハロー効果』などなど…。

どうせ使うなら、科学に委ねてしまった方がストレスが少ないですよね。笑

「ネクタイの色について」や「良い第一印象の作り方」など明日からすぐに使える方法ばかりが紹介されて即効性も高い点もこの本のグッドポイント。

このブログでもDaiGoさんの本のレビューもしてるので、そちらもどうぞ。

>>【書評】メンタリストDaiGo『知識を操る超読書術』3段階の読書法

✅ まとめ:8冊の就活本で第一希望の内定ゲット

今回の記事をまとめるとこんな感じ。

ポイント

読んだけではダメで、行動しましょう。

読んだだけでは何も変わりません。

最後に残酷のことを言うようですが、これらの本を読んだだけでは変わらないです。

なので、読み終えたら、アウトプットとして文章にしてみたり、行動に移してみてください。

20年を振り返るわけですから、8冊読んだくらいでは変わりません。コツコツやっていきましょう。

8冊をバイブルに自分にピッタリな仕事の内定ゲットを楽しみしてます!

その時は、ぜひ僕にもメッセージくれると嬉しいです。

それでは、良き就職活動を!

今回はこの辺で!

最後まで読んでいただきありがとうございました!てばさん(@basabasa8770)でした!

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