【画像解説】WordPressを他社サーバーからConoHaWINGに移行

【画像解説】WordPressを他社サーバーからConoHaWINGに移行

他社サーバーからConoHa WINGへWordPressサイトを移行する手順を画像付きで詳しく解説。さくらインターネットからの実体験を基に、SSL化対応やエラー対策まで網羅しています。

他社のサーバーからConoHa WINGへ移行する手順を教えてほしい。

こんな方向けの記事になります。

記事の内容

  • 【サーバー移転が不安な方へ】丸ごと代行方法
  • 他社サーバーからConoHa WINGへ移行する手順
  • ブロガー別でおすすめの料金プランを紹介
  • 移行に当たっての注意点
  • 移行後の設定について解説

記事の信頼性

この記事を書いている僕はブロガー歴2年でエンジニアとして就職もしているので、テック系には強いです。最近、当ブログもConoHa WINGに乗り換えを経験済みです。

ぶっちゃけ、『国内最速サーバー』と豪語しているだけあって、体感としても爆速だと感じています。

ツイートを読み込んでいます...

とは言え、エラーにも苦しんだりしたので、僕みたいにならないように注意点をお知らせしながら、お伝えしていきますね。

僕の場合は「さくらインターネット」から引越しでしたが、他社サーバーからの移行でもできるように解説しようと思います。

画像多用で、端的に解説しているので、挫折しないと思います。

🛡️ 【1人では不安な方へ】丸ごと任せる手段もアリ

ConoHa WINGのWordPress移行代行のページ画像 ConoHa WINGのWordPress移行代行のページ画像

今から紹介するやり方で十分1人でできるのですが

「ITに詳しくないから1人では不安…。」

「速いとウワサだから、変えてみたいけど、めんどう…。」

そんな方はConoHaの『WordPress移行代行』がおすすめです。

ぶっちゃけ、サーバーの移転ってトラブルがつきものなので、嫌いな人が多いんですよね。

僕の場合は、Webエンジニアに就職するので、サーバー移転も勉強の一つだと思ましたが、とても不安でした。

ConoHa WING|WordPress移行代行の流れの画像 ConoHa WING|WordPress移行代行の流れの画像

お金はかかってしまいますが、ConoHa WING専任の担当者がついて、責任を持って移行作業してもらえるので安心安全です。

メールのヒアリングフォームで相談しつつ、進めばいいのでめんどうなことが一切ない。

ConoHa WINGで爆速のブログ運営ができるので、投資だと思ってやることはありかもですね。

>> WordPress移行代行|ConoHa WING

🚀 【解説】WordPressのサイトをConoHaWINGにサーバー移行手順

全体像を把握しておいた方が安心するので、把握しておいてください。

STEP1:準備
STEP2:ConoHa WINGにアカウント登録
STEP3:ドメイン設定
STEP4:引越し元サーバーにネームサーバーを変更
STEP5:WordPressかんたん移行で引越し
STEP6:引越し元サーバーのネームサーバーを書き換える
STEP7:ConoHa WINGでSSL化
STEP8:ネームサーバーをConoHa WINGに変更

✅ 準備編

まずは、始める前に3点を確認してください。

・WordPressで作られているか
・引越し元のWordPressのログインIDとパスワードがわかっているか
・WordPressの特定プラグインを無効化したか

「WordPressかんたん移行」という手段で移行をするので『WordPressのログインIDやパスワード』を確認しておいてください。

🔌 WordPressの特定プラグインを無効化する

特定のプラグインを「有効」にしたまま、「WordPressかんたん移行」を行うとエラーが出る可能性があるので、必ず「無効化」しておきましょう。

▼現時点で公式では以下のプラグインが対象とされています。(2020/09/24)

・Yet Another Related Posts Plugin
・WassUp Real Time Analytics
・WordPress Popular Posts
・wp slims stat
・Broken Link Checker
・count per day

その他、『SiteGuard WP Plugin』も「エラーが出た」と言っている方もいました。

念のため、セキュリティ系のプラグインは全て無効化しておきつつ、公式ページを見ましょう。

>> 移行作業前の確認|ご利用ガイドWordPressかんたん移行を利用する

💳 ConoHa WINGを申し込む

ConoHa WINGの画像

準備が整ったところで、まずはサーバーを契約します。

>> ConoHa WING 公式ページ

「いますぐ申し込む」をクリックして、各種名前やメールアドレスやパスワードを設定しましょう。

「アカウント登録」→「電話番号/SMS番号認証」→「お支払い方法の登録」→「プラン選び」→「管理画面へ」

ConoHa WINGではクレジットカード・ConoHaカード(プリペイド形式)など好きなお支払い方法を選んでください。

💰 ConoHa WINGのおすすめプラン

たくさん料金プラン、タイプがあるため、迷ってしまうかもです。

そんな方向けにおすすめをニーズ別に選んでおきました。参考にどうぞ。

・ブログを長期的に続ける予定の方→『WINGパック・12ヶ月・ベーシック』(独自ドメイン付き)がおすすめ(当ブログで採用)

ConoHa WINGのパック料金おすすめ画像

・ConoHa WINGサーバーをお試しで使いたい方→『通常料金・ベーシック』がおすすめ

ConoHa WINGの通常料金おすすめ画像

『初期費用が無料』で『時間単位の料金』ですし、『ボタン一つでプラン変更可能』なので、深く考えなくても良いかなと思います。

ちなみにですが、ConoHa WINGプランの場合、無料で独自ドメインがついてきますが、無理にすぐに使わなくても取っておけます。

⚠️ 注意
※ここからはロード時間などが長いため、時間がある時に作業をすることをおすすめします。

🌐 ドメイン設定

ログインして、管理画面が出たところで『ドメインの設定』をしていきます。

ConoHa WINGのドメイン設定画像

無料独自SSLについてですが、元サーバーでSSL化していても、引き継ぐことはできず、ConoHa WINGで別で取る必要があるので、ここでは『利用しない』で大丈夫です。

次のパートでSSL化について設定を行います。

🔒 ※SSL化していた方のみ

⚠️ 注意
※このパートは元のサーバーでSSL(URLの冒頭が『https』)の方のみが対象です。

SSL化していない(URLの冒頭が『http』)の方は、『※パート』を無視して次のパートへお進みください。

工程は2つ。

・引越し元のサーバーのIPアドレスをメモする
・ConoHaのIPアドレスをメモしたIPアドレスに書き換える

📝 ※引越し元のサーバーのIPアドレスをメモする

引越し元のサーバーのIPアドレスを知っておく必要があります。

僕は「さくらインターネット」からの引越しなので、さくらインターネットの画面を見せます。

さくらインターネットのIPアドレス確認画像

後で使うので、このIPアドレスをメモしましょう。

引越し元のサーバーは各自違うので、それぞれ確認してください。

主要なサーバー会社のIPアドレスの確認できそうな記事を載せておきます。

参考XSERVER(エックスサーバー)のIPアドレス・ドメインエイリアスを確認するロリポップのWebサーバーIPアドレスを簡単に調べる方法サーバーのIPアドレスの確認方法 – mixhost ヘルプ&サポートサーバ番号の確認方法 – さくらのサポート情報

その他は『〇〇サーバー IPアドレス 確認』とかで検索してもらうとわかると思います。

🔄 ※引越し元のIPアドレスに書き換える

引越し元のサーバーのIPアドレスに変更する前に、こちらも『元々のConoHa WINGのIPアドレスをメモ』しておいてください。

ConoHa WINGのIPアドレスを控える画像

ConoHaのIPアドレスがメモできたら、今度は先ほどメモした引越し元のサーバーのIPアドレスを入力します。

そして、+ボタンを押して『A(通常)』『*』『3600』『引越し元のIPアドレス』で追加します。

ConoHa WINGのIPアドレスを元サーバーのものに書き変える画像

確認して、完了していれば『保存』でOK。

以上で、引越し元サーバーでSSL化していた方限定の作業は終了。次のパートからは全員共通です。

🚚 WordPressかんたん移行でサイトをお引越し

ここからは本格的に中身(データ)をConoHaに引越ししていきましょう。

新しくアプリケーションを作成したら、以下のように設定していきます。

WordPressかんたん移行画像記入

保存ボタンを押すと『移行中』のパラメーターが伸びていきます。

『稼働』になったらOKですが、結構長いらしいです。

僕の場合は10分ほどでできましたが、12時間かかったという人もいるので、ゆっくり待ちましょう。

ConoHa WINGのWordPressかんたん移行が稼働になるまで待機の画像

できたら、『基本設定』>『動作確認URL』のリンクで稼働できているか確認します。

この際、SSL化されていない(http://)ですが、ダミーのリンクなので気にせずで大丈夫です。

ConoHa WINGの動作確認画像

※『Font Awesome』(アイコンみたいなやつ)をブログテーマなどで使用している場合は、動作確認状態の際に上手く表示されませんが、大丈夫です。

例:WordPressテーマ『AFFINGER5』など

Font Awesomeが上手く反映されていない画像

🔗 ネームサーバーを変更する

WordPressのサイトを移動できたので、今度は実際に見えるようにしていきます。

簡単に言うと『ブログURLにアクセスした時に「引越し元サーバー」から「ConoHa WINGサーバー」に変える』という紐付けを行う作業です。

すでにIPアドレスの変更はしたので、IPアドレスにドメインを紐付けます。

引越し元のネームサーバーページにいき、『ns-a1.conoha.io』『ns-a2.conoha.io』に変更します。(例:さくらインターネット)

さくらインターネットのネームサーバー変更画像

こちらも引越し元のネームサーバーは各自違うので、確認してください。

主要なサーバー会社のネームサーバーが確認できそうな記事を載せておきます。

参考ネームサーバーの設定 | レンタルサーバー【エックスサーバー】独自ドメインご利用時の作業内容 - ロリポップ!ネームサーバーの確認方法 – mixhost ヘルプ&サポートネームサーバ情報の変更 – さくらのサポート情報

ない場合は「〇〇サーバー ネームサーバー 確認」で検索してみましょう。

🔐 ConoHa WING上でSSL化する

セキュリティ的にもSEO的にも必要なので、これまでしていなかった方もSSL化しておきましょう。

サイト管理>サイトセキュリティ>独自SSL>無料独自SSL>利用設定をON

すると『設定中』となるので、『利用中』に変わるまで待ちます。

ConoHa WINGでSSL化する画像

最大72時間かかるらしいですが、僕の場合は30分ほどで完了しました。

こちらも気長に待ちましょう。

🔧 ネームサーバーとサーバーを紐付ける

こちらがラスト作業です。

『IPアドレス・ドメイン』を紐付けたので、さらに最後は『サーバー』も紐付けます。

3つの項目(「*」「@」「www」)をメモしていた元々のConoHa WINGのIPアドレスに戻して完了です。

IPアドレスを元のConoHa WINGに戻す

もうつながっているはずなので、いつも通りのURLで入ってみてください。爆速になってませんか?

以上で、サーバー移行は完了です!!おつかれさまでした!(^○^)

📌 補足:移行後の設定

ConoHa WINGでSSLを再設定しているので、テーマ内の画像などがhttp://〜のままの可能性があります。

なので、WordPressテーマに画像を入れ込んでいる場合などは、https://〜にしておく作業が必要かもです。(当ブログのテーマ:AFFINGER5では必要でした。)

AFFINGER5_管理のhttps確認画像

他にもパーマリンクの再保存も必要かもです。

「WordPressの管理画面>一般>パーマリンク設定」を変更せずに保存

パーマリンク設定を再設定画像

ConoHa WINGの『アクセス解析』が最初は反映しないですが、数日経つと反映するので気長に待ちましょう。

ツイートを読み込んでいます...

※完全に確認できるまで、並行稼働

サーバー移転はパッと見できていても、使っている中でエラーに気付いたりすることも多いらしいです。

なので、念のために『引越し元のサーバー』も『ConoHa WINGサーバー』どちらも1ヶ月、2ヶ月は並行稼働することをおすすめします。

🎯 まとめ:ConoHa WINGにして爆速ブログを!!

他とは違ってConoHa WINGには『WordPressかんたん移行』があるので、データを入れたりする手間なく進むことができます。

表示速度も圧倒的に上がりました。SEO的にもユーザー的にも速度アップは嬉しいですよね。

ブロガーとしてはサーバーを変えると管理画面すら表示速度があるので、記事作成も捗ることが嬉しいです。

みなさんも、爆速のWordPress生活を!(^○^)

>> ConoHa WING 公式ページ

最後まで読んでいただきありがとうございました!てばさん(@basabasa8770)でした!

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